[コメント] THE 4TH KIND フォース・カインド(2009/米)
昔はヤラセで有名な『食人族』や『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が通じたが、 現代はインターネット社会で何かあれば携帯電話やパソコンを使って、 Googleで検索すれば大抵の事は分かる時代。
ググるなんてオタク用語まであるくらいに、 Googleで検索するという作業はネット社会の発展に貢献してる。
別にヤラセを完全否定する訳じゃない。 諸事情でヤラセじゃないと無理な内容だってあるし、 言い方を変えれば俗に言う必要悪かもしれない。
要はセンスの問題。
ハリウッドらしい予算をかけ時間をかけ丁寧に作り込んだ、 ハリウッド映画らしい素晴らしい映画ならばいくらでも騙されてやる。
本来、騙しのエンタテイメントはハリウッドの得意分野だったはず。
マジックの本場がアメリカである事が何よりの証明。
それが今やこの程度のヤラセしか出来ないほどハリウッドは落ちぶれたのかと思わせる。 ハリウッド映画が邦画に負けたという話をよく聞く。 人気ドラマの映画化が当たり邦画が面白くないというのは今や昔話。 視聴率20%越えの人気ドラマは映画化されるのが定番となった。 ドラマの視聴者が劇場に行く事で興業に繋がり、 日本映画はハリウッドに負けない市場に生まれ変わった。
むしろ人気ドラマの映画化で日本映画はヒットし、 逆にハリウッドはシリーズ物に頼りオリジナル作品はなかなかヒットせず、 シリーズ物も初動だけは何とか稼げても長期的に見ると評判は悪い。 Yahoo!の掲示板での評価も面白くないという書込が目立つ。 昔のハリウッドでは考えられないくらいの衰退振りだ。 現代のハリウッド事情を象徴するような下らない映画だ。
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