[コメント] SR サイタマノラッパー(2008/日)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
社会に出て働く際に、どうしても避けて通れない人とのかかわり方。
この映画の埼玉の若者たちは、とてもユニークで楽しくてかわいらしい。
けれども、常識というレベルでの社会とのかかわりに足りない部分があるんでしょうね。
だからそれをラップで伝えようとする。
ところがそれも・・・
ラッパーとAV女優(同じ地元)が線路沿いでお互いを認め合いつつも、言葉ではお互いを罵り合う。これもお互いの愛情表現だったりして、そういう若い人同士の会話の信用性とか信頼性っていうのがとても素直に表現されていて、この「ばぁか」「ばぁか」の応酬が心地いいんですよね。
どんなツールであっても、自らを伝えようとする力っていうのがいつも問題になるもんなんですよ。
でも、この主人公たちは自分たちの方法で何とか表現しようと努力している。
だから憎めないんですよね。
2011/02/18 自宅
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