[コメント] ブラッディバレンタイン3D(2009/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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池袋のシネマサンシャインにてXpand 3D鑑賞。とりあえず、最新技術?が駆使された3Dのようで、世界初公開がまさかのスプラッタ。しかも『血のバレンタイン』のリメイクとは。これは今後も語り継がれていくのかもね。その3D映像だが、予想以上の立体映像に満足。飛び出す!!には飛び出すが、その前に奥行きのある映像を評価したいところ。もちろん劇中には3D前提の演出も数多く存在しており、つるはしがどどーんと向けられたり、内臓が飛んできたり、いろいろと「体感」できるようになっている。でも、90分が限界かなーと。メガネの長時間着用は正直言って疲れるね。
犯人探しというミステリ要素を併せ持つスプラッタ。炭鉱夫姿でシュゴーシュゴー言う殺人鬼のヴィジュアルは完璧。個人的にはジェイソンやらマイケルに匹敵する格好良さだ。その割に個性に欠けるところは残念ではある。
ゴア描写は往年のスプラッタというよりも、ショッキングなグロ描写が重視されていると感じた(「ファイナル・デスティネーション」に代表される、CGを駆使した演出)。昔ながらのゴア好きとしては好みではないゴアシーンもあったが、しっかりスプラッタしてる点は嬉しいところ。
オチは「ああ、やっぱり」という感想しかないものの、健闘していたかなと思う。無理のあるオチ(色々と説明できない箇所が)といえばそれまでだが。3人が対峙する場面だけはチープな演出が爆発(苦笑)。ダチョウ倶楽部かってw
***愚痴***
とりあえず、配給と映倫がつるはしで襲い掛かられるザマを脳内変換。
まず、重要なモーテルでの殺人シーンがざっくりカットされるってふざけているの?バカなの?裸の姉ちゃんとか、小人のおばちゃんが殺されるところとか、何か倫理的に問題があるんでしょうかね。
鑑賞料金が2000円の謎。高すぎる。アホか。(アメリカでも3D作品は価格設定が高めのようだけどベースがね)
字幕上映なし?3Dに集中してほしい?せっかくの素晴らしい技術なのに、今後の3D映画界はお先真っ暗ですね。
北出なんとかって誰?ゴスロリのカリスマ?関係ない。エンドロールまでが映画です。締め括りを汚さないで欲しい。
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