[コメント] チェ 39歳 別れの手紙(2008/米=仏=スペイン)
結局チェ・ゲバラの思想や生涯は、欧米では「常識」に属するということがよくわかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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後編も前編同様「ドキュメンタリードラマ」に終始していた。軍密着カメラでしかない。真摯といえばその通りだが、個人的には上滑りしている印象しかなかった。
下手に故人の内面に踏み込むのが危険だというのはよくわかる。それは結局想像でしかないからである。だが、士気の低い軍に手を焼く様や喘息に苦労する様をただただ見せられてもいかがなものかと思う。
適切な助走がないと遠くへ飛べないように、適切な過程がなければ強い印象も受けない。それを強く感じる作品であった。
(2009.02.01 109シネマズMM横浜)
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