あっちでは暢気に楽しくハイキングしているのに、こっちでは深刻な話が起きているというギャップが面白く、いつこのギャップが埋まるのだろうかと楽しみに見ていたが（ここまでは4点レベル）、金で解決しちゃったのでマイナス点。そもそもなんで出て行く方がプレゼントするねん。反対やろ。

ところで冒頭の食卓の会話が興味深い。 次女が見に行きたいという映画を長男が聞く。

「何見に行くの？『真昼の決闘 (1952/米)』？『陽のあたる場所 (1951/米)』？」

すると父親が「その『陽のあたる決闘』というのは？」とボケるのがいい。

結局、見に行くのは『肉体の悪魔 (1947/仏)』であったが。

それと丸の内のオフィスでいがぐり坊主の中学生が働いているのが可笑しかった。キャストの中にハモニカ小僧というのがいるのだが、あいつのことだろうか。突貫小僧、爆弾小僧ときてハモニカ小僧か。なんちゅうネーミングセンス･･･。