[コメント] ペネロピ(2006/英)
想像力豊かな美術に魅せられるクリスティーナ・リッチの独りブタい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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いざあの鼻がなくなると、なんだか物足りなくなる。
それだけ魅力的に、クリスティーナ・リッチがブタ鼻キャラクターを演じていた、ということかもしれないし、呪いが解けてからのキャラクターに輝きが無い、ということかもしれない。
ドラマとしてみるとジェームズ・マカヴォイがいかにも弱いし、それが終幕の弱さに大いに影響している。
クリスティーナ・リッチに対して、というだけではなく、サイモン・ウッズやリーズ・ウィザースプーンが生き生きとしているので、余計にそれが目立ってしまう。
こういう人には、もっと破格のギャラを払っておけば、演技にも強さが出るんじゃないかと思ったりしてしまう。
キャサリン・オハラのキャラには奥行きがほとんど無いので、次第にくどく感じるようになる。
まあ、クリスティーナ・リッチ得意の現実感の無い役作りが、寓話的なテーマによく馴染んでいるし、そもそもお気に入りの女優なので、独り舞台でも全然文句はないのでした。
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