[コメント] アメリカを売った男(2007/米)
「過不足無い」とは、正にこのこと。クリス・クーパーとローラ・リニー、トップ・クラスの能面俳優同士の直接交わることの無い静かなる攻防から目が離せない。そしてそれはライアン・フィリップの手堅い媒介あってこそ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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タク・フジモトの撮影が(『クライシス・オブ・アメリカ』での仕事ぶりが低調だったので)心配だったのだが、それも杞憂に終わった。『羊たちの沈黙』を彷彿とさせるぐらい好調でホッとした。シャマランと組んだ作品よりは抑えていた印象もあるが、ラストのクーパーとフィリップの切り返しなど、ケレンも充分。
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