[コメント] トランスフォーマー(2007/米)
重さも大きさも飽きる巨乳理論。
最近引っ越しをしたせいで映画どころかレンタルDVDさえ見ていない。ところが久しぶりに行ったツタヤで100円均一セールをやっていたんでここは「絶対つまらんだろう」と思っていながら世間的に見ておきたい物って事でこれに決定。
で、案の定つまらん。しかしそうなると何故つまらないのか、の観点で作品を解析したくなってくるものだ、鑑賞中に。(それだけつまらなかったって事なんだが)
思うのだがロボットものってのは人間よりも大概大きい。何故そうかと言えばその方が演出的に派手だからと言えないか。だからこの類は最終形態として銀河レベルの戦いになったりするのだがこの映画は人間よりも大きいという演出効果が有効に使えているだろうか?大抵の人がスピルバーグがやった方が面白いだろうと思うのは彼が大きさを有効に使える監督だと皆認識しているからだ。
どうも映画を見ている最中にその(ロボットの)大きさに見飽きてしまうのだな。アメリカ製の巨乳AVを初めて見た時に「牛?」と思ったあの感覚。中学生には衝撃だろうが延々見てればそれがデフォルトになるわけでどうもマイケル・ベイってのは巨乳AV監督の匂いがするのだ。「ほ〜ら、お前らでかいだろう、アップで撮ってるからもっとでかいだろう」って感じの人。
そういう意味で言えばスピルバーグってのは貧乳と巨乳を交互に交えてそのギャップで上手く演出する人なんだなぁと関心したのだ。普通いないだろ、貧乳も巨乳も好きって。それがスピルバーグの凄さなのかもなあ、と思った2時間であった。
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