ゾンビ出現でパニックになる迄の課程が恐ろしく退屈で、 DVDなら別のチャプター、ビデオなら早送り、そんな感じ。

ゾンビから逃げ回るあたりからようやくゾンビ映画らしくなり出した。

全体的には恐ろしく退屈だが、 四つ星というのはゾンビのセオリーをとりあえずは抑えている点にある。

ノロノロと歩き回り、人々を襲い、いつのまにかゾンビの大群に囲まれて、 仲間が次々と殺され(喰われ?)、 最終的には主人公と相手役のみが生き残る、 そして無事脱出すれば世界はゾンビに征服されていたというバッドエンド。

ゾンビ映画としては恐ろしく退屈だがセオリーを抑えているので、 ゾンビ映画としては合格点なのだ。

もう一つ。

ゾンビ映画に必要なグロテスクなシーンも必要最低限に抑えられていて、 グロNGな人にも安心して鑑賞出来る。

若干気持ち悪い気もするかもしれないがギリギリセーフだと思う。

以上な理由から普通なら大コケして当たり前なこの映画にあえて四つ星を進呈しようと思う。