やっぱり香港映画はこうでなくちゃ！と思いつつも、ちと残念。結局『暗戦　デッド・エンド』以前のやつにはスタイリッシュなテイストは見いだせなかった。これも９１年と大昔だし、仕方ないか・・。

盛り上がるたびにそこらじゅうで歌がバックに流れるのがすごい。、しかも主演の片割れワン・チー（王傑）の熱唱も入ってる。この人昔からのベテラン人気歌手らしいですね。歌は情感たっぷりなのに、役者としては炸裂する場面もなく、アンディ・ラウにおいしいところを持っていかれてしまった。

敵のあんちゃんがクールでかっこ良かったのだが、最後であんなことになると、いままでの緊迫した対決構造が一気に崩れてしまう。「野良犬たちの死に様」ってなかんじだろうが、それまでの彼のカリスマぶりにちょっとシビれただけに残念です。他に出演作あるのかな？