[コメント] それでもボクはやってない(2007/日)
巨大弁護団が巨額をバックに動かす国やいきなり軍や秘密警察に連れ去られるような国の話ではない。この国で、都道府県下で日々展開されている事なのだ。エピソードを削ぎ落とし切った周防監督、空白の11年はムダではなかった(本当はもっと観たいけど)。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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3パーセントの夢を見せる事もできた結末で我々につきつける、あらゆる伏線に対する「判決理由」というダメ出し。我々観客の裁判官(交替後の小日向文世演ずる裁判官)への第一印象が変わらなかったのと同じに、裁判官の見方も変わらなかったのだ。
もしあなたなら闘えるか。そして陪審員制度がはじまった時、あなたは裁けるか?
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