[コメント] グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)
怪獣映画だと思ってたから、序盤のテンションには興奮した。観て行く内にだんだん違和感が出てきたのは、自分が韓国テイストに合わなかったのだろうか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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とにかく怪物の疾走感は素晴らしく、えっ?!こんなに凄いの?!と驚いた。序盤だと怪物の一部分だとか暗くしたりして出し惜しみするのが常套なのに、いきなり出てくる。しかもどちらかというと重量感を出すのが多いのに、これは速い、速い!CGも気にならない。
正義感溢れる米国人(ちょっと皮肉気味かな?)と主人公のタッグマッチも空しくあっさりやられるところとかパワー溢れる感じがした。人々のパニックさがリアルで、なおかつそれに立ち向かうところが現実的と言おうか。
でもその後の葬式シーンでの大泣きシーンは笑えこそしたけど、段々とアクが強くなりちょっときつくなってしまった。同じアジア人・隣の国なのに、感情表現がかなり異なるのは、今まで韓国映画を見てきたので分かっている。まあ人それぞれ、文化の違いを論じるつもりはないが、やはり自分は欧米文化に浸ってきたのかと思った。
アーチェリーの女の子、中盤にあっさり弾き飛ばされそれ以降も出番なかったので、アメリカ映画なら絶対見せ場つくるよな〜と思い笑いながらも感心していたので、最後にがっかりした。やっぱり復讐ものになってしまうのね。
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