弟は８ミリを見るまでは兄が女を落としたと思い込んでいたが、８ミリを見た時に本来の優しい兄を確信して自分の勘違いに気づいたというのが真相らしいのだが、兄がなぜ無罪を勝ち取れそうだった裁判を捨てて7年も服役するのかがピンとこない。ガソリンスタンドよりも刑務所の方が気楽なんて言ってたけど現実的じゃないんだよね。心底愛していた女が死んでしまった今では無罪であろうが有罪であろうが一緒だっていう心境なのかな。「自分が橋を渡らなければ彼女は生きていた」って言う言葉が彼のその後の行動を示しているのかもしれない。

とは言いつつもお釣りがくるぐらい十分楽しませてもらったからやはり4点はつけねば。

あと、痺れるようなオープニング曲とはうってかわってダサいエンディング曲は、兄弟の距離が縮まったということを表すのだろうか。