何度も言うけど、丁寧な映画。

YUIのアーティストとしてのプロモーション映画くらいだろうと思って全く期待せず見てみたら何とも丁寧に作りこまれた映画、一切期待をしていなかったのでビックリした。

この際YUIの演技云々には言及せず、脇をがっちり味のあるキャストで固め丁寧すぎる台詞回しや丁寧すぎるカットを使い嫌味なくYUIの曲の世界観を一貫した温かみで表現してみせた監督に拍手。

しかもこの監督、これが初監督らしい。ここまで丁寧な仕事をしてちゃんとしたプロットを大事に使う監督というのは今の日本映画界では珍しい。これからも期待しようっと。

あ、途中SPEEDWAYのバンT着たマギー(そりゃ歌うまくないわ)を出したのは『アイデン＆ティティ』で駆け抜けて青春した自分にとって非常に嬉しい登場でした。ここらへんからもやっぱり丁寧な映画なんだなあと思ったポイント。

以上。で７０点。

こっから超個人的！（笑）

今回のバカな健康優良不良少年丸出し役の塚本高史が、中学校の時毎日学校一緒に行ってたＹくんを思い出してならなかった。

むしろＹくんそのものの塚本高史に超共感して、Ｙくんの初恋物語(を聞かされている)感じがして他人事に感じられず号泣した。

いい恋愛してんなあ、おいＹくん。(笑)　元気？海の家やるって言ってたけどその後どうなった？　←ここらへんも映画と妙にリンクする。(笑)

結果９０点。