[コメント] 特攻任侠自衛隊(1977/日)
あらゆる面において、商業映画としての最低ラインの出来具合には達していない。だけどもその熱き想いはずしりと伝わってくる。ただ単に血糊を楽しみたかった「素人」との違いは大きい。それに時々はっとするようなドキュメンタリーっぽい撮影も良い。
「素人」ってのは、あの頃、高校で映画研究会に入って8ミリカメラを振り回していた「私」だ。
「私」が撮った映像なんてのは、ただ単に被写体が動いているのが嬉しくて嬉しくてしょうがないってな感じの、とても作品とは呼べない代物だった。だから本作の作品としての酷さが「痛い」ほど思い出に突き刺さる。
だが、そんな酷い作品も自身の垂れ流した映像に比べれば、当時は自主制作映画としては神様のような存在だった。『高校大パニック』と並んで憧れの存在だった。
ただ時代を懐かしむだけで点数をつけるのも如何とは思うが、採点を甘くやり直したいと思う。当時は無論☆5でしたが・・・
☆3
30年近く経っての再見で感無量の深夜3時です・・・
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