[コメント] 南極物語(2006/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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オーロラをただ映すのではなく、 マックスだったっけな?犬の瞳に映ったオーロラを映すなんて、な〜んて素敵なオーロラの見せ方と思いました。
ジェリー(ポール・スミス) と8頭の犬達シーズン最後の仕事、隕石の採取の為メルボルン山へ行くマクラーレン博士(ブルース・グリーンウッド) のガイドをする最初のエピソードだが、これには ”♪行きはよいよい、帰りはこわい〜” の童歌と、「逆だな、おい、」 と思ってしまいました。 九死に一生を得たマクラーレン博士と、衰え切りボロボロのジェリーが、帰路を犬達に託すだけの身となってからは、それまではあーんなに散々用心深かったのに、突き進む事突き進む事。
など、さすがディズニーと感じざる得ないような都合良過ぎな突っ込みたい点は多々ありましたが、別に良いんです、それは。 ただ、あんなに都合良い感じにするならば、せめて、オーロラに夢中になっていて滑り落ち、亡くなってしまった犬の亡骸も見付けて埋葬して欲しかったです。あの1頭だけがどこにいるかも分からずじまいなんて…可哀想です。
どの犬も本当に可愛くて(特にやっぱマヤ!目がね。)、前半はただ犬がスクリーンに映り、仕草を見ているだけで涙が滲みました。 また、信頼関係の素晴らしさを犬達に学ばされます。相手に対し誠意を忘れず、信用・信頼を置くべき相手には信じる事を貫き通す。
オーロラに対する犬のリアクションがオリジナルと逆でしたね!実際はどっちなんだろう?犬の性格によりけりなのかな?でも、両方ともアリな気がしました。オーロラが雪に映るかどうかは謎ですが…。
”♪ゆーきやこんこん あられやこんこん ・・・・・ いーぬは喜び庭駆け回り ねーこはコタツでまるくなる” これは、犬はとても好奇心旺盛で、雪国の犬は別ですが、雪国以外でそぅしょっちゅう雪が降ったりしない地域に住んでいる犬にとって雪は珍しく、はしゃぐ事からこう歌われたんだと、数ヶ月前にテレビで聞きました。なのでそう考えるとオーロラにはしゃぐのも頷けるし、また、うちの犬は好奇心旺盛な反面臆病でもあり、雷の音や風の強い日、私の浴衣姿でビビる位だったので、オーロラに怯えるのも分かる気がします。
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