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[コメント] 用心棒(1961/日)

椿三十郎とは異なり主人公視点でほぼ固定されているので水面下で起こるさまざまな出来事を彼が目撃しなければならず、時には強引な状況から眺めている。大まかな展開は主人公が存在しないと仮定しても似た出来事が起きる余地のあるものばかりで、三十郎は傍観者といった趣。殺陣よりもその視線の先にあったものこそが描かんとしたものなのかもしれない。
(★4 Bunge)

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