[コメント] どん底(1957/日)
フェリーニだ!
温故知新の私としては、やはり台詞が聞き取りにくいところに悔いが残ります。
このズタボロのセットは見事。この世界のこの人々とこの”会話”、この”会話”の軽妙な部分がもっとダイレクトに伝わるともっと良かったかなあ。
でもね、ロシア文学を日本人が脚色したらイタリア映画だった・・・なんて結末は誰も想像できなかった。
黒澤監督は出演者に落語を聞かせたりして演出を盛り上げたようですが、何とまあ時代を超越してユニバーサルな映画になっていたんですね。凄いね。
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