[コメント] アクメッド王子の冒険(1926/独)
本作に対する最初のコメントとしては甚だ不適切で恐縮なのだが、私は、この美しい影絵芝居に投影された、邪気も衒いも無い英雄崇拝と、軽く倒錯したエロティシズムに、独逸と日本との、戦前戦後に渡る奇妙な共通点を嗅ぎ出し、感動するよりもむしろ戦慄してしまった次第だ。魔女の主役を凌ぐ活躍は、私にとっては本当の救いだった。
(町田)
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