[コメント] 0:34 レイジ 34 フン(2004/英=独)
ローラはここでも走ります。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
『ラン・ローラ・ラン』のフランカ・ポテンテの爆走はさすが、様になっているなという感じですね。
どうやら、彼女の役柄としてはファッション業界で働いてる人みたいなんですが、歩き方が男らしすぎるし、華麗さも色気の欠片もないので、ジョージ・クルーニーをオトせるような女にはとても見えませんでした。
フランカは置いといて、内容の方なんですが、あまり期待はしてなかったので、意外に良い出来だと思いました。 “creep=ゆっくり動く、這う”という原題から“0:34 レイジ 34 フン”という怪談風の邦題にしたのはなかなか良かったんじゃないかと思いますね。お陰で騙されましたけど。
内容は結構真面目にスプラッター・ホラーなんですね。前半は忍び寄るものの正体が判らなくて面白かったんですが、後半は地底人(というか変な実験されてた子供だったんだろうけど)の生活みたいなのが映し出されて、別物のようになってしまったのが残念。
でも、驚きのツボも抑えてあったし、まとまりとしてはなかなかに良い出来と思いました。ラストもキレイでしたね。作り手の真面目さが窺えます。
ただ、フランカ・ポテンテはこういう恐ろしさに怯えるばかりの役より、もっとタフな役の方が合ってるような気がしますね。だって強そうなんだもん。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。