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[コメント] 残菊物語(1963/日)

前半はあまりの面白さに、「おぉ、どうなるんだこのドラマ!?」とヒザを乗り出して見たが、
ボイス母

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







後半グタグタ。 しかもクライマックスに至っては、「なーんて映画作りが下手な監督なんだ!!」と驚倒する始末(特に、菊之助が乳母を抱きかかえて話すシーン。何故、後ろ向きで最後まで顔を見せないのだろう?舞台劇じゃないんだから・・・)

大阪の堀割を船で下るシーンはスゴイんですけど、そこだけです(後半の見どころ) イチバン問題なのは多分、菊之助(猿之助)が「家出後苦労して、芸道に磨きがかかった姿」と「それ以前」の姿の違いが全然分からない(伝わってこない)って部分でしょう。

多分、見ている側(私)が歌舞伎に疎いので、「芸がうまくなった部分」が伝わってこないのでしょう。 「その程度の芸で戻りやがってエゴイストの馬鹿旦那!」と思わず毒づきたくなるラストです。

でも、着物を通して見える「ケツの形」だけは最初から最後までサイコーです=猿之助。

(評価:★2)

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