[コメント] ボブ・ロバーツ(1992/英=米)
歌がメインとなるストーリー展開は面白かったけれど、それが内容と合っていなかったため危機感が薄く感じ、のんべんとしたモノとなった。人物関係→
本作で監督デビューを果したティム・ロビンスは、同じ年(1992年)ロバート・アルトマン監督の映画でハリウッドを痛烈に皮肉った『ザ・プレイヤー』に主演している。その影響でか、本作は本当にそれに似ていた。
色調、カメラワーク、銃の扱い方、皮肉の置き所、エンディングすべてがそっくりだ。
処女作だから仕方がないのか、最初に『ザ・プレイヤー』を観てしまったせいなのか、粗ばかり目立ってしまったのが残念。
ノークレジットで友情出演していたジョン・キューザックは、ティム・ロビンスと共に劇団アクターズ・ギャングを結成している。
この映画でのジョンの役は、人気番組「カッティング・エッジ」の人気ホスト役。94年、『カッティング・エッジ』というインディー系の映画にもジョン・キューザックは出演しているから、よくよく縁のある名前らしい。
この映画で面白かったのは、ボブ・ロバーツの放送をするキャスター達だった。ジェームズ・スペーダーとパメラ・リードの司会で、病院を中継するヘレン・ハント!今では信じられないくらいイモっぽいのが、可愛かった。
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