『ｃａｒｍｅｎ．カルメン』 のややネタバレがあります！！！気をつけてください！！！

*****************

最初がとにかく良かったです。（何人かの方も既に書いていますが）

あのシーンだけは何度でも観たいと思いました。感情がとても高揚し大興奮です！鳥肌モノです！映写の人に対して、音が小さい！！もっと大きくしろ！！！と思いましたね。

プリマドンナ・クリスティーヌ（エミー・ロッサム） はとても綺麗なんだけれど、健康的過ぎると言うか、整い過ぎてると言うか…色気に欠け、もーちょっと"陰"的美女を起用して欲しかったです。なんて言うのかな〜…憂い顔な美女とでも言いましょうか。例えば今ぱっと思い付いたので『ｃａｒｍｅｎ．カルメン』 のパス・ベガ とか。

ラウル（パトリック・ウィルソン）はどーでも良いんですが、ファントム（ジェラード・バトラー） がタイプな顔で、カッコイ〜！って感じだったので、ちょっと感情移入し掛けましたが、し掛けただけであって、ストーリーはちょっと予想していたのより控えめでがっかりでした。『オペラ座の怪人』は何となく知ってる程度でよく知りませんでした。なので、勝手に予想していたのは、『ｃａｒｍｅｎ．カルメン』のホセの様に、結構殺しまくってしまうドロドロ劇でした。最初の方で、オペラ座のマダムの娘が、クリスティーヌを探して地下に足を踏み入れた時は、"あ〜早速やられるな"と展開の早さににんまりしたのですが、マダムが出てきて助かっちゃったし！

ひとつ歌が終って、"さぁ話が進むかな"って思ったら、もう１曲！な展開や（このせいでやたら長く感じました）、普通の台詞も歌調でミュージカルミュージカルしていたのも予想外でしたが、好みですかね。と言う訳で、ちょっと甘めな採点デス。

四季の『オペラ座の怪人』 を観に行く予定ですが、観た後、本作の採点が変わってしまうかもしれません。

05.02.04@劇場 05.02.07　記述