[コメント] モーターサイクル・ダイアリーズ(2004/米=独=英=アルゼンチン)
この映画は、ガエル・ガルシアの目に見えないものを見ている目が全て。新たなラテン・スターの誕生だ。
「人々のために役に立ちたい」なんて陳腐なセリフも、ガエル・ガルシアが言うだけでまっすぐに届く。
「モーターサイクル」と銘打ってるのに、物語の半分は歩いたりヒッチハイクなところもリアルでよい。
後半になってやっとゲバラの心情が見えてくるのは少々遅い気がした。 そんな緩やかな流れもウォルター・サレスの特徴なのか。
いろんな場面でフっと意識を持っていかれてしまう、崇高な映画。
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