[コメント] ロスト・キッズ(2002/米)
ダンクして得点することが全てではない。“何事もチームワーク”だというテーマが良い。魔法を通り越して「人と人」が描かれていることには好感。また原題の通り、バスケの神様に捧げられた作品だ。NBA選手が出演した理由が一目瞭然だね
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「ロスト・キッズ」←意味が解らん(ちなみにDVDのジャケも)。
それはさて置き、家族映画として結構な佳作だった。10代ラッパーのバウ・ワウ(最近“Lil'”を外した)主演というこもあり、これは全てノリに任された映画なのか?と思いきや、どうやらそうでもない。堂々と演技しているし、また気取ってもいない。等身大の子供(悪く言えばガキ笑)を演じてしまっているのだ。チェスナットの眼差しにはホロリと感動するし、クリスピンの馬鹿っぷりには愕然(笑
子供がプロスポーツで活躍する!という趣旨の映画なら腐るほど存在する。しかし、この映画は何かが違った。おそらくそれは視点が良かったから。一番の要因である「魔法の靴」に関して言えば殆ど描かれていない。プレイオフ出場を賭けた試合で靴が破損してしまい、カルビンは仕方なく別の靴を履く。魔法の靴は「ポイッ」状態である。その後は無い。もしかしたらそれは魔法の靴でも、何にでも無いのかもしれない。おそらくそうだろう。MJの魔法ではなくて、まさに「Like Mike」の志しから見出だされたパワーなんだろう!
お約束の展開はズバリ地を貫いていたが、それほどクサい演出も多くない。実際に活躍するNBA選手が多数出演しているという理由もあるだろうけど、やはり別のテーマがしっかりと存在しているからだろうね。
あと、NBAファンとして鑑賞して第一に思うことは…
結構演技してるじゃんみんな(笑
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