サトウキビを全部刈り取った時のあの達成感。こちらにも伝わってきました。 ラスト、余計なエピソードを描かないで、着いた頃のナレーションをかぶせ、記念写真で終わらせたところ。”初日の顔を撮らせてもらうよ”と対比してるのですね〜。巧い。

なにやら事情を抱えて島へやってきた７人のうち、何人かの事情は明らかになりますが、その後全員の大暴露大会にならなかったのが良かった。

下手するとただのキビ刈り映画になるところも（映画の５割の時間はキビ刈ってますからね）、途中みすずがやってきたり、事故が起きたり巧い構成だと思います。 「収穫期日に間に合わせる」という目的から外れないで、個々のエピソードが描かれるため安心して楽しめました。

”一生懸命働いて、寝れば明日はちゃんと来るんだ”カナコの一言が皆の気持ちを表していると思います。

★５長澤まさみ にベストジャージニスト賞を！（ロボコンといい、なんてジャージの似合うコなのだ）