[コメント] 蔵王絶唱(1974/日)
70年代テイスト満載の青春映画。当時の2タイプの青春群像パターンのうち、「がむしゃらで底抜けに明るい」のでは無く、「陰りがあり悲劇に繋がる」タイプの作風。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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昼下がりのTVでボォ〜っと観てたら引き込まれた記憶がある。思いどおりにならなくて自暴自棄になる主人公らは普遍の青春のテーマを引きずってるのだけれど、人物構図とか雪山とか、やるせないラストが印象的だった。主人公の青年と、ヒロインでは無い少女が生き残る設定など、なるほどなぁと感心した憶えが。悪戯に死を用いたり、つまらないギャグに逃げたりせずに、文学性を称えつつ、きちっと描いていたように思う。
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