[コメント] ルール・オブ・デス カジノの死角(1997/英=アイルランド=独=仏)
現実と虚構のかけあいが絶妙な二人三脚をみせる。しかしなんといってもクライヴ・オーウェンが渋い、渋すぎる。
展開が読めず、何度も微笑させられた。でも、奇をてらったところはなく、どこまでもまっとうなのである。主人公のあがきは真剣。だからそのまっとうさが苦みばしったブラックなユーモアをうみ、悲しくてせつないのに、センチメンタルには縁遠い。
いったいどうやったらこういう配合ができるんだろう。敬服。
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