[コメント] アトミック・カフェ(1982/米)
歴史教科書にすべき映画。
最も驚いた点は、この映画が『ボウリング・フォー・コロンバイン』や『華氏911』が賞賛される20年も前に作られていたことである。しかも、「無知や不信感から生まれる恐怖が、人々に武器を持たせる。」という点は、マイケル・ムーア作品でも、一貫して訴えられていることで、基本的な構成も酷似している。
この時代にこの映画がどの様な評価を得たのかは知らないが(もしくは強烈なバッシングを浴びたのかも知れない)、この様な映画が何本作られても、(カンヌや何かでちょっと賞賛されるだけで、)何も変わらないというのは、悲しいことである。私の様な無知な人間でも、この映画から学べることは沢山ある。
「武器は小さな銃は大きな銃へと変わり、今や水爆になった。」という言葉が非常に印象的だった。人を殺す武器に叫喚する人をマトモな人間と呼んでいいのだろうか?
やはり、馬鹿につける薬は無いのだろうか?
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