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[コメント] 卒業白書(1983/米)

凄いオチだなあ。
青山実花

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







アメリカの大学入試制度については全くの無知なので、よく分からないのだが、この映画のように試験官が入学希望者の家まで訪ねてくるなんて事、普通にあるのだろうか。それもアポ無し突撃訪問。あれじゃ、受験生を抱えた親は、如何なる時も気が抜けないね、お家はいつでも完璧に片付けておかなくちゃならないし。

で、本作の試験官。受験生であるトム・クルーズの家が明らかに娼館と化しているのに、特に動じる様子もなく、淡々と面接をこなしている。最後には「いい思い」して帰った事まで仄めかされている。

しかも、あんな環境での面接だったのに、トムクル合格!?しかも名門プリンストン大学に!? あれじゃ、成り行きとはいえ、試験官に女抱かせて合格をもぎ取ったとしか言えない状況。凄いオチだ。まあ、どんな手を使っても、合格を手にした者が勝者、という考えは嫌いじゃないけどね。

(高校生男子の初体験物語より、そんな事が気になる私ってもう年なのね)

(評価:★3)

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