[POV: a Point of View]
読んでから見るか、見てから読むか。原作と映画、どちらが先？
最近、再び注目を集めた『人間の証明』。これを角川が映画化した時に、爆発的に流行したのが表題のキャッチコピー。私が見た映画の中で、原作と映画、どちらが先だったかをまとめてみました。いざＰＯＶを作って見ると、原作を読んでいない映画が圧倒的に多かった。原作があることも知らない映画もけっこうあると思うので、おいおい修正していきます。
| D | セブンソード(2005/香港＝中国＝韓国) | 原作はリャン・ユーサンの「七剣下天山」。１９７０年代に中国で人気のあった長編武侠小説らしい。 | [comment] | |
| E | 雨あがる(1999/日) | 山本周五郎原作。寺尾聰の殺陣だけで十分でした。 | [comment] | |
| E | 華麗なる一族(1974/日) | 山崎豊子原作。映画も十分、長かったし。 | [comment] | |
| E | ジュラシック・パーク(1993/米) | マイケル・クライトン原作。これは映画で見てこそ、と思う。 | [comment] | |
| E | 銀河ヒッチハイク・ガイド(2005/米＝英) | 原作はダグラス・アダムスの同名小説。公式サイトによるとラジオドラマのために書かれたものらしい。 | [comment] | |
| E | 西部戦線異状なし(1930/米) | エリッヒ・マリア・レマルク原作。原作の存在を知らなかったし。 | [comment] | |
| E | パッチギ！(2004/日) | 松山猛の自伝的小説「少年Mのイムジン河」が原作。サントラのある映画の方がよいのでは。 | [comment] | |
| E | 大誘拐 Ｒａｉｎｂｏｗ Ｋｉｄｓ(1991/日) | 天藤真原作。映画だけで十分。 | [comment] | |
| E | 椿三十郎(1962/日) | 山本周五郎原作。知らんかったなあ。 | [comment] | |
| E | 座頭市物語(1962/日) | 原作は子母沢寛の随筆集「ふところ手帳」にある「居合い抜きの巧いやくざ・市」という数行の記述。 | [comment] | |
| E | ピンポン(2002/日) | 松本大洋原作。この人の漫画の絵柄は好きでないので。 | [comment] | |
| E | 未来少年コナン(1979/日) | アレグサンダー・ケイ原作。未読ですが、原作とはかなり違うらしい。 | [comment] | |
| E | 情婦(1957/米) | 原作はアガサ・クリスティの「検察側の証人」。映画の方は結末を知っても楽しめるが、小説だとなあ。 | [comment] | |
| E | 侍(1965/日) | 原作は郡司次郎正の「侍ニッポン」。どうもラストが、かなり違うものらしい。 | [comment] | |
| E | 麻雀放浪記(1984/日) | 原作は阿佐田哲也の同名小説。もともとは週刊誌連載小説だが、大人気を得て続編が書かれた。 | [comment] | |
| E | Ｖフォー・ヴェンデッタ(2005/米＝独) | 原作はアラン・ムーア作、デヴィッド・ロイド画による同名劇画。英漫画ってのは興味をひくがなあ。 | [comment] | |
| E | 河内山宗俊(1936/日) | 原作は講談の「天保六花撰」で、その講談は、直次郎という御家人の処刑にヒントを得たらしい。 | [comment] | |
| E | 天国と地獄(1963/日) | エド・マクベインの「キングの身代金」が原作だが、基本アイディア、という方が正確かも。 | [comment] | |
| E | ジャズ大名(1986/日) | 原作は筒井康隆。これはサントラにジャズがあってこそ、でしょう。 | [comment] | |
| E | 砂の器(1974/日) | 松本清張原作。小説には音楽がついてないし。 | [comment] |
Ａ：映画が先。Ｂ：原作が先。Ｃ：すいません、どっちが先だったか、記憶にありません。Ｄ：原作は未読だけど、読んでみたい。Ｅ：原作は未読だけど、特に読もうとは思わない。
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