[POV: a Point of View]
自我と認識に関する個人的控え
どうも私は相当に自分と自分をとりまく「世界」という奴を疑っているらしく、ある種の映画を観ると、本筋とはやや離れて(実は“沿って”かもしれずや)思考が上滑りを始めます。重要な主題は自分の(相手の)軸足がどこにあるのか?―を疑うことであり、世界の本質を疑うことです。そんな想いを満たしてくれる、私にとっての誘因剤のようなシリーズ。
A | ストーカー(1979/露) | ■はるか木星でスターチャイルドとなることと、ゾーンに出向き、自己と向かい合いながら星を継いでいくこと。■観た方には是非とも読んでいただきたい大長編の自信作→ [review] | 投票(4) | |
A | ベルリン・天使の詩(1987/独=仏) | 混沌を表現することで「個」を浮き彫りにし、その混沌を受け入れることで「愛」を描いた傑作。 | 投票 | |
A | 2001年宇宙の旅(1968/米=英) | 全ての重要な命題は、自分の出した答えと、その答えを出した自分自身の中にある。「映画」として作られたこの作品は、既にその本質を変化させ、映画以上のものになろうとしているかのように見える。 | 投票 | |
A | 不思議惑星キン・ザ・ザ(1986/露) | 旅に出たい人も、夢を見たい人も必見の一本。ただし旅も夢も、普段想像しているモノとは別物である。しかも極上の。 [review] | 投票(5) | |
A | 惑星ソラリス(1972/露) | 何故、人は事象を認識しようとするのか? ソラリスの海は認識を事象としただけなのに。(長いス)→ [review] | 投票(15) | |
A | 夢の涯てまでも(1991/日=豪=独=米=仏) | これって2001年宇宙の旅と主題が一緒。 [review] | 投票(1) | |
A | ラ・ジュテ(1962/仏) | 過去も未来も、現実も虚構も、全て自我の認識に過ぎない―という事実を、そうということなく、表現することに成功している傑作。 [review] | 投票(3) | |
A | 人生は琴の弦のように(1991/中国) | こういった映像は感性で作るのか、知性で作るのか。はたまた演繹法で作るのか、帰納法で作るのか。 [review] | 投票(1) | |
B | GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995/日) | 実は大変重要な主題を内包していると思うんだけど、言うとオタク扱いされるので教えてあげなぁ〜い。 | 投票 | |
B | 2010年(1984/米) | 「Somethig Wonderful」ってなんだろう―って答えが分かったときには泣けました。 | 投票 | |
B | アルタード・ステーツ 未知への挑戦(1979/米) | ロードショーで観た時には「金返せ」と思いました。ひょんなことから実物のタンクに入り無事生還した後、もう一度ビデオで観たら、今度は笑えました。 | 投票 |
このPOVを気に入った人達 (3 人) | tat NAMIhichi uyo |