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[POV: a Point of View]
エンニオ・モリコーネの映画音楽
Film music of Ennio Morricone

エンニオ・モリコーネ、1928年、イタリア、ローマ生まれ。 これまで、手掛けた映画音楽は、一説によると500作品以上。『天国の日々』『バグジー』『ミッション』『アンタッチャブル』『マレーナ』でアカデミー作曲賞ノミネート。未だ、受賞経験なし。 幅広いジャンルの映画で音楽を担当。クラシック、現在音楽、民族音楽、ジャズ、ロック、あらゆる音楽を、取り込んで、独自のモリコーネ節をにまで昇華させる、異端派作曲家。60年代の、エキセントリックで独特なマカロニウェスタンの音楽で一躍有名に。この時代はセルジオ・レオーネとのコンビが有名。他にベルナルド・ベルトリッチピエル・パオロ・パゾリーニ作品でも活躍。 80年代以降は、『ニューシネマパラダイス』等での、美しい旋律とクラシカルな音楽で再び注目を集める。この時代以降は、ジュゼッペ・トルナトーレとのコンビが有名、他にオリバー・ストーンウォーレン・ベイティ作品でも起用も多し。 私なんぞの、解説より、http://www.tcat.ne.jp/~eden/FC/morricone.htm ここのHPのモリコーネの伝記をどうぞ。 そんなモリコーネの音楽を分類。 A:クラシカルあるいは美しい旋律の作品 B:マカロニ・ウェスタン C実験的サウンド、あるいは無調要素で現在音楽色が強い作品、そして分類不可能なその他の作品 D:当初担当予定だったが諸事情で降板した作品
A★51900年(1976/独=仏=伊)壮大なテーマ曲「ロマンツォ」を筆頭にした、ヴェルディ風オペラ楽曲の数々。 [comment]
A★4ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米)「アマポーラ」の編曲に、むせび泣くパンフルート。 [comment]
A★4天国の日々(1978/米)メロディの美しさではモリコーネ作品中、屈指。 [comment]
A★4ブルワース(1998/米)エッダのスキャットの美しいメインテーマに、ラップをミキサーした奇妙なスタッフロールは必聴(?)
A★3アンタッチャブル(1987/米)スタイリッシュなオープニングタイトル曲に、燃えるテーマ曲 [comment]
A★3ミッション(1986/英)マエストロ曰く「私の最高傑作」。南米の民族音楽と宗教コーラスを融合。 [comment]
A★3めぐり逢い(1994/米)ほとんどメインテーマの編曲だけだが、とにかくテーマ曲が美しい。
A★3マレーナ(2000/米=伊)美しいテーマ曲に、ニーノ・ロータ風の曲達。 [comment]
A★3宮廷料理人ヴァテール(2000/英=仏)映画中のクラシック音楽(バロックメイン)と当たり前のように同居してます。故に印象薄し。
A★3海の上のピアニスト(1998/伊)90年代最高傑作。
A★3明日を夢見て(1995/伊)いろんな曲が聴けるけど、全体としてはぱっとしない。 [comment]
A★3ニュー・シネマ・パラダイス(1988/仏=伊)泣かせメロディ炸裂。ラブテーマは息子のアンドレアが作曲。
A★2みんな元気(1990/仏=伊)可もなく不可もなく。
A★0シティ・オブ・ジョイ(1992/米)ミッションからの、コーラス路線。
A★0エーゲ海に捧ぐ(1979/日=伊)マエストロ唯一の邦画作品。監督は、モリコーネを依頼するまで知らなかったって、オイッ!
A★0サハラ(1983/英)モリコーネの「砂漠もの」にはずれなし。
A★0タタール人の砂漠(1976/独=仏=伊)モリコーネの「砂漠もの」にはずれなし。
A★0ミッション・トゥ・マーズ(2000/米)SFだから?、映画そのものの出来から?、教授のスコアの没後の急遽間に合わせ作業? 印象薄し。
A★0ハムレット(1990/米)作品世界を見事に表現してると思うが、ちょっと暗い。
A★0オペラ座の怪人(1998/伊=ハンガリー)格調高いけど、印象にあまり残らない。
当方、駆け出しモリコニアンなので、筋金入りの御方が現れたら、どうぞ代わりをお願いします。どうか石なんか投げないでください。
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