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[POV: a Point of View]
メタフィルム≒虚構の暴露、そして映画の中<映画> -metafilms-
metafilm, or the movie in the movie

メタフィクション(metafiction):「物語を実際の出来事として叙述するのではなく、その虚構性や、作者の役割や書く手法といった伝統的な小説の枠組みそのものが意識的に強調され、主題となっているフィクション」■この定義を映画に適用し、A:「これは映画ですよ」と(意識的に)観客に語りかける作品、もしくは語りかけはないが、映画という表現形式及び形態を意図的に見せていると思われる作品●B:映画の中に劇中劇として映画が存在する作品●C:ラストにメタフィクション表現が登場する作品、の3つに分類■注意:Cは多分にネタバレ要素を含むので、特に興味のある方以外はご覧にならない方がいいでしょう■
A★4映画に愛をこめて アメリカの夜(1973/仏=伊)
A★4アニー・ホール(1977/米)十年程前見た時はウェルニッケ失語症的だった台詞の数々。三十路前の今、「頷き」「溜息」「苦笑い」の連続。男と女、東と西、出会いと別れ、それぞれのシニフィアンの戦争。投票(3)
A★4フランス軍中尉の女(1981/英)
A★4花を摘む少女と虫を殺す少女(2000/日)with love for [review]投票(3)
A★48 1/2(1963/伊)
A★4旅する女 シャーリー・バレンタイン(1989/米)醜悪であることは愛らしくあることと表裏一体。投票
A★4去年マリエンバートで(1961/仏=伊)
A★4秋のソナタ(1978/スウェーデン)親子や夫婦、或いは恋人たちは、ある期間を過ぎると二手に分かれる。過去を「蒸し返したがる人」と「忘れたがる人」に。 [review]投票(11)
A★4不思議惑星キン・ザ・ザ(1986/露)普段「感動」なんてクリシェは避ける私なのだが、これはクー!みんな、白状しよーぜ!家帰って、鏡の前でクーしたハズ! [review]投票(12)
A★3光の雨(2001/日)explain myself, express myself ―「ジブン探し」しかしてこなかった… [review]投票(10)
A★3ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999/米)文→ [review]投票(2)
A★3三文役者(2000/日)
A★3ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001/米)ain't enough to tear me down ―僕の期待の「ベルリンの壁」は打ち破られなかった。 [review]投票(10)
A★2シャドウ・オブ・ヴァンパイア(2000/米)キョンシー再見。投票
A★1グレムリン2 新・種・誕・生(1990/米)
A★0エド・ウッド(1994/米)
A★0ベイビー・オブ・マコン(1993/英=独=仏)
B★5雨に唄えば(1952/米)
B★5キートンの探偵学入門(1924/米)the movie among movies、映画の中の<映画>。 [review]投票(7)
B★3カイロの紫のバラ(1985/米)アレン監督が映画を撮る上で「大切にしているもの」への思い入れが強すぎるのか、大切にしすぎて、自己満足の域を出ていないと思う。どうせやるなら、もっと壊さなきゃ。投票(1)
thank you for your cooperation:ひゅ〜む様、ドド様、三輪テロメア様■類似POV:本POVではBに対応する、cinecine団様の「『映画』の映画」と合わせて参考にしていただければ幸いです。
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (3 人) くたー uyo