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[POV: a Point of View]
特集上映を待ちわびる監督たち 1

ゴダールとか清順とか、毎度毎度またそれかよと、同じ特集に飽きた後にやってくるであろう(きてほしい)監督をピックアップしてみました。A:劇場でお目にかからないどころか、ビデオすらロクに出回ってないゾ、という監督の怒り。B:特集上映されてるけど、まだまだ未公開モノあるだろ、という監督のボヤき。
A★5アントニオ・ダス・モルテス(1969/仏=ブラジル)ブラジル版神話的ATG調社会派西部劇+カーニバル付。この暴力的なまでの混沌振りがスゴイ!投票(1)
A★4たそがれの女心(1953/仏)
A★4風と共に散る(1956/米)ダグラス・サーク初体験。ということもあり、迂闊なことは言えない気もするけど、これはもう、あえて今の気分で褒めちぎります。それぞれのシーンが網膜に焼きついて離れません。 [review]投票(4)
A★4裸の町(1948/米)
A★4木靴の樹(1978/伊=仏)
A★4ラ・ジュテ(1962/仏)
A★4血槍富士(1955/日)
A★4顔のない眼(1959/仏=伊)悪趣味の一歩手前で、残酷な寓話的な体裁を保っている。音楽の力も大きい。投票(1)
A★4if もしも…(1969/英)60年代後半にタイム・スリップした『新学期・操行ゼロ』。パブリック・スクールというさらに抑圧された世界で、若者たちの陶酔は過激にパワー・アップしている。投票
A★0蜂の巣の子供たち(1948/日)
B★5マリア・ブラウンの結婚(1979/独)時代の復興に逆行していく悲劇を、決然と享受する主人公。列車の進行方向に座るのが苦手という事に、鮮やかに集約されている。 [review]投票(4)
B★5神の道化師、フランチェスコ(1950/伊)聖人が聖人である所以を、キリスト教圏外の人間にもわかるように示してくれた偉大な映画。一点の曇りもないあるがままのユーモア、哀しみ。全てが等身大ゆえに美しいとしか言いようがない。 [review]投票(3)
B★5飾窓の女(1945/米)
B★5セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974/仏)足を踏み入れたくなるような、気さくで親密な空間。いっくら長くてもOK。この映画には魔法がかかっている。投票(2)
B★5奇跡(1955/デンマーク)白黒映像の最高傑作という賛辞が、この映画に関しては決して言い過ぎにならない。光と影の微妙な溶け合いの美しさに、我を忘れて画面に引き込まれていった。投票(6)
B★4大地のうた(1955/インド)貧困の生活を淡々と描いているようで、実はとても達者な映画作り。 [review]投票(5)
B★4結婚五年目(1942/米)最初っがら最後まで、てんやわんやのテンションが落ちない。ハッケンサッカーも気前の良すぎる老人も技アリ!投票
その他にも、ヨリス・イヴェンス、ジャン・ルーシュ、サシャ・ギトリ等など、未知の作品が多すぎて、気が遠くなってくる作業でした・・・。
この映画が好きな人達

このPOVを気に入った人達 (10 人)tredair sunny AONI マッツァ なつめ デンドロカカリヤ muffler&silencer[消音装置] tacsas 若尾好き ドド