| ★5 | 不滅の恋 ベートーヴェン(1994/米＝英) | 偉大な音楽家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの死後、次のように書かれた遺書が 見つかった。「”我が不滅の恋人”が遺産を相続すべし。」ベートーヴェン の良き理解者であり秘書でもあったアントン・シンドラーは、ベートーヴェン の遺志を叶えるべく”不滅の恋人”が誰なのかを調べ始める。 ベートーヴェンを愛し、愛された様々な女性たちに絡めて語られる偉大な 音楽家の孤独な生涯を、ゲイリー・オールドマンが熱演する。 | [投票(2)] |
| ★5 | グローリー(1989/米) | 南北戦争に揺れるアメリカ。北部のリベラルな家庭に育った若き北軍将校が、
黒人のみで編成された連隊の設立と指揮を任される。様々な困難や、自分の中の
葛藤に悩む若き将校。白人に対する不信感を捨てきれない黒人兵士達。
だが、過酷な訓練の中で両者の絆は確かに強まっていき、他のどんな
部隊にも負けない強靱な規律と士気を備えた黒人連隊がついに誕生する。
栄光のためか、自由のためか、黒人連隊は次々と激戦へ身を投じてゆき、
そして......。若きデンゼル・ワシントンの好演が光る、
エドワード・ズウィック監督による南北戦争記。 | [投票] |
| ★5 | ヒート(1995/米) | ニール(ロバート・デ・ニーロ)率いる強盗のプロたち。現金 輸送車強奪事件をきっかけに、ニールたちを追うロス市警のヴィンセント・ハナ警部 (アル・パチーノ)。そして、彼らをとりまく恋人や家族たち。誇り高い男たちの果てしない対決を軸に、 マイケル・マン監督が人間の内に秘めた感情を描き出したアクションドラマ。 | [投票] |
| ★5 | マクロスプラス ＭＯＶＩＥ ＥＤＩＴＩＯＮ(1995/日) | ゼントラーディ軍との戦いより数十年。辺境の星、惑星エデンでは、統合軍 によって次期主力戦闘機を決めるトライアルが行われていた。同時に、 絶大な人気を誇るヴァーチャルアイドル、シャロン・アップル（声：兵藤まこ）も、コンサート の為にエデンを訪れていた。 最新鋭機のテストパイロットであるイサム（声：山崎たくみ）とガルド（声：石塚運昇）、そしてシャロン・アップル のプロデューサーであるミュン（声：深見梨加）の３人は、偶然にもエデンで数年ぶりの 再会を果たす。彼らはエデンで生まれ育った幼なじみなのだ。だが、過去に起きた 忌まわしい事件のせいで、３人は傷つけ合う事しかできない。 そんな３人の想いをよそに、次期主力戦闘機トライアルは開始される。そして、 ヴァーチャルアイドル、シャロンの人工知能にも異変が起きていた... | [投票] |
| ★5 | スリーピー・ホロウ(1999/米) | 新世紀を迎えんとする、１７９９年のアメリカ。理性と科学を至上のものとする ニューヨーク市警察の捜査官、イカボット・クレーン（ジョニー・デップ） は、オランダ系移民の村スリーピー・ホロウで起きた殺人事件の捜査を 命じられた。彼がスリーピー・ホロウで見たものは、首が持ち去られた 死体と、「首なし騎士」の伝説に怯える村人たちだった。果たして、犯人 は本当に首なし騎士なのか？ そして、村の権力者が見せる不審な挙動 の真意とは？......アメリカ人なら誰でも知っているおとぎ話を題材に した、奇才ティム・バートン監督による幻想的なゴシック・ホラー。 | [投票] |
| ★5 | ブロードキャスト・ニュース(1987/米) | 知性と行動力に満ちあふれた、敏腕女性プロデューサー（ホーリー・ ハンター）、容姿は冴えないがずば抜けて優秀な頭脳を持つ報道レポー ター（アルバート・ブルックス）、美男子だがジャーナリストとしては 未熟なニュースキャスター（ウィリアム・ハート）。大手ＴＶネットワ ークのワシントン支局を舞台に、この３人が恋と仕事の人間模様を織り なす。 | [投票] |
| ★5 | レッド・オクトーバーを追え！(1990/米) | 米ソ冷戦下。ソビエト海軍は、ソナーに探知されない無音推進装置を装備 した最新鋭ミサイル原潜「レッド・オクトーバー」を完成させていた。これに 乗り込むのは、ベテランの名艦長ラミウス大佐（ショーン・コネリー）。彼の指揮の元、 レッド・オクーバーは処女航海へと出発した。そして、ラミウス艦長以下士官たちの胸には、 ある計画が秘められていた。 ちょうどその頃、ＣＩＡ分析官ジャック・ライアン（アレック・ボールドウィン） も、イギリス情報部からレッド・オクトーバーに関する情報を入手していた... | [投票] |
| ★5 | マイケル・コリンズ(1996/米＝英＝アイルランド) | ２０世紀初頭、アイルランド。大英帝国の統治に反抗するアイルランド 人たちは、大規模な蜂起を起こすも、強大なイギリス軍の前に鎮圧され ていた。 イギリス統治に対して抵抗を続ける抵抗組織ＩＲＡの若きリーダー、マイケル・コリ ンズ（リーアム・ニーソン）は、独創的な戦術を駆使し警察やイギ リス軍を相手にゲリラ戦を展開し、敵を翻弄してゆく。それに対抗してイギリス側の 弾圧も苛烈化。流される血の量は互いに多くなり、マイケルは激しく苦悩するのだった... 実在の人物マイケル・コリンズの生涯と苦悩、そして愛を、アイルランド 人監督ニール・ジョーダンが感動的に描いた作品。 | [投票] |
| ★5 | 戦火の勇気(1996/米) | 戦車隊々長として湾岸戦争に参加したサーリング中佐（デンゼル・ワシ ントン）は、混乱した戦場で味方の戦車を誤射してしまい、部下であり 友人でもある男を死に至らしめてしまう。 戦争終結後、罪の意識に苛まされ続ける彼は、とある女性将校が名誉勲 章を授章するにふさわしいかの調査を命じられる。その女性将校とは、 イラクでの戦闘で戦死した女性ヘリパイロット、ウォールデン大尉（メ グ・ライアン）だった。 当時、彼女の部下であった兵士たちに話を聞いてゆくサーリング中佐。 そこで彼は、兵士たちの証言に矛盾があることに気づく...... | [投票] |
| ★5 | 狼たちの午後(1975/米) | とある真夏の暑い日。銃を片手に小さな銀行に押し入ったイタリア人の 若者、ソニーとサル。だが、不手際が重なってたちまち警官隊に包囲さ れる。事件はたちまち大騒ぎを呼び、大勢のマスコミと野次馬がつめか けた。 犯人たちが英雄でもあるかのように熱狂する観衆。人質と犯人たちと の間に芽生える奇妙な一体感。うだるような熱気の中、狂気のような 時間が過ぎてゆく。そして結末は... | [投票] |
| ★5 | Ｌ．Ａ．コンフィデンシャル(1997/米) | １９５０年代、アメリカ、ロス・エンジェルス（Ｌ．Ａ．）。マフィア の大ボスの逮捕を機に、その後釜を狙う組織の幹部たちの抗争が世間を 騒がせていた。 そんな最中、コーヒーショップ「ナイト・アウル」で従業員と客全員が 虐殺される事件が発生。犠牲者の中にはロス市警の刑事、ステンズラン ドの名もあった。 事件現場に最初に駆けつけたエド・エクスリー（ガイ・ピアーズ）刑事は、意 気盛んに捜査を開始。ステンズランドの相棒だったバド・ホワイト（ラッセル ・クロウ）刑事も独自に捜査し始める。そして、ジャック・ビンセンズ （ケヴィン・スペイシー）刑事も、意外な方面から事件の真相へと近づいて いった... | [投票] |
| ★4 | 恋におちたシェイクスピア(1998/英＝米) | 舞台は、エリザベス一世が治めていらっしゃったイングランド。若き戯曲家 ウィリアム・シェイクスピアは、いっこうに筆が進まず悩んでおりました。 彼にいま必要なのはずばり”恋”！ 燃えるような恋に身を焦がさねば 良い作品は書けぬのであります。さてさて、ここに登場いたしますのが、 お美しい貴族のお嬢様（グウィネス・パルトロウ）。この方、高貴なご身分にありながらも、なんと お芝居などという庶民の娯楽に興味がおありなご様子。ご自分も舞台に 立って演技をしてみたいなどと思いあそばせますが、当時舞台に立てるのは 殿方のみ。ご婦人の身では叶わぬ望みです。ですが、ここで諦めないお嬢様。 大胆にも男装して（！！）身分をやつし、シェイクスピアが監督する新作「ロミオとジュリエット」 のロミオ役を掴んでしまわれます。そして、ひょんな事からお嬢様がご婦人 である事をシェイクスピアが知ってしまい、おふたりは恋に落ちるのでございますが... 身分違いのこの恋。はてさて、どうなりますやら？ | [投票(9)] |
| ★4 | フル・モンティ(1997/英) | 工場をリストラされて、毎日、だらだら職業安定所にいりびたるお父さんたち。 離婚した妻にバカにされて息子の養育権を取られちゃったり、いまだに解雇された事を奥さんに 言い出せないままだったり、完全に自信を喪失しちゃったりしている悲しい お父さんたちが思いついた新しい仕事とは、なんと男性ストリッパーだった！ 音楽、振り付け、衣装にいたるまで、すべて一から手作りして頑張るお父さん たち。だけど、若さも経験もお金もない彼らには、あたりまえのごとく多くの 障害が立ちふさがるのでした......逆境の中でも明るく逞しく生きる 中高年男性たちの姿をロバート・カーラルイらが好演する、ハートフル・コメディ。 | [投票(5)] |
| ★4 | 天使にラブ・ソングを…(1992/米) | キャバレーの歌手やってるスッパな姉さん、デロリス（ウーピー・ゴールドバーグ）。 ギャングのボス（ハーベイ・カイテル）が人を殺す所を見ちゃったから、さあ大変。 警察に無事駆け込んだのはいいものの、裁判で証言するまで身を隠す場所が 必要だ。んで、用意されたのが、なんと修道院。「冗談じゃないよっ！」と猛抗議 するも、刑事さんは無視。身分をシスター・マリー・クラレンスという尼さんに変えて、 修道院に放り込まれてしまうのでした。そこでデロリス姉さん、すごい ものを見ちゃいます。すっごい下手くそな聖歌隊。プロ根性と面倒見の良さが ムクムクわいてきちゃって、聖歌隊の指揮者になっちゃうのでした。でもでも、 元キャバレー歌手の姉さんが、ただの賛美歌歌わせるはずもなく...... 劇中で歌われるポップな賛美歌が楽しい、ウーピー・ゴールドバーグ主演の 尼さんコメディ。 | [投票(2)] |
| ★4 | 追跡者(1998/米) | 連邦副保安官のジェラードと彼のチームは、護送機の墜落により逃亡した
殺人犯シェリダンの追跡を開始。国務省外交保安部から派遣された
男とともに、巧妙に逃亡を続けるシェリダンを追い続ける。だが、事態は
ただの囚人逃亡事件とは思えない様相を態しはじめた......ハリソン・フォード
主演の前作『逃亡者』で強烈な印象を残した脇役の捜査官を主役に据えた、
サスペンス・アクション。 | [投票(1)] |
| ★4 | 北京のふたり(1997/米) | 仕事で北京を訪れていたアメリカ人の敏腕ビジネスマン（リチャード・ ギア）が、身に覚えのない殺人の罪で逮捕される。アメリカとはまったく 違う司法制度に困惑し恐怖する彼の弁護を担当するのは、まだ年若い女性 弁護士（バイ・リン）だった。ふたりは最初、対立しながらも、しだいに絆 を強めていき、この事件の真実を突き止めて行く。
中国政府の抗議により、アメリカでは一時、上映中止騒ぎになった、国際法廷劇。 | [投票(1)] |
| ★4 | 月下の恋(1995/英) | 幼い頃に双子の妹を死なせた過去を持つ、若き心理学教授、デイビット
(アイダン・クイン)。超常現象を一切否定する彼へ、
悪霊に苦しめられているという一人の女性から調査依頼がくる。
依頼人が家政婦として働く古い屋敷へと旅立つデイビットは、そこで
美しく奔放な女性、クリスティーナ(ケイト・ベッキンセイル)と、彼女のふたりの兄と出会う。
悪霊の存在を一笑するクリステイーナたち。だが、彼女たちには
想像を超えた秘密があった...1930年代、イギリスの華麗なカントリー
ハウスを舞台に演じられる、悲しく美しいホラー。
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| ★4 | 若草物語(1994/米) | 南北戦争に揺れるアメリカ。出兵した父の帰りを待つ若き４姉妹は、聡明 で進歩的な母の下、健やかに成長していた。次女のジョー（ウィノナ・ラ イダー）は小説家という夢を胸に抱きながら、淡い恋や挫折を経験してゆく。 やがて戦争は終わり、時は流れ、４姉妹はそれぞれの道を歩き始めた...... 誰もが知っているルイザ・メイ・オルコットの名作を、ウィノナ・ライダー、スーザン・サランドン、 ガブリエル・バーンら豪華キャストが映画化。 | [投票(1)] |
| ★4 | ベルリン・天使の詩(1987/独＝仏) | 人類の歴史が始まる以前から、この世を見守り続けている霊（天使）たち。彼らは統一される直前のベルリンを彷徨い、人々たちにそっと寄り添い、彼らの心の声に耳を傾ける。ホメロスを語る老人。サーカスに酔い、月の満ち欠けを気にする女。そして、ピーター・フォーク。彼らの心に触れるうち、ひとりの天使がある決断をする。霊であることをやめ、私も生き死にする時の流れに身を置こう、と。「Als das Kind kind war…（子供が子供だった頃…）」をはじめとするヴィム・ヴェンダースの詩に乗せて、純粋な生の感動を鮮やかに描ききった叙情作。 | [投票] |
| ★4 | サバイビング ピカソ(1996/米) | ナチス占領下のパリに住む前衛画家、パブロ＝ピカソ（アンソニー・ホプキンス）のアトリエを、画家を目指す美しい娘、フランソワーズ （ナスターシャ・マケルホーン）が訪ねる。ピカソの強烈な個性に惹かれ、彼にのめり込んでゆく彼女は、自分と同じようにピカソの魅力に捕われて人生を狂わされた数々の女達の存在を知り．．．戦後を代表する偉大な前衛画家の余生を、彼を愛し憎んだ女の視点で描く愛憎劇。 | [投票] |
