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さんの人気あらすじ: 投票数順(1/1)

人気あらすじ投票者
★3インディア(1958/仏=伊)バーグマン主演作が興行的に不振で、映画を撮れない状態だったロッセリーニが、4年ぶりに発表した新作のドキュメンタリー映画。大まかな構想だけを抱いてインドに渡り、現地で見聞したことを元に、象使い、ダム建設、トラ使い、はぐれ猿など、四つの大まかなエピソードからなる四部構成で、インドの自然と文明や、そこに暮らす人達の人間模様を描いた。評価はよく、1年後には十のエピソードからなる全長4時間のテレビ版も製作され、放送された。〈88分〉moot[投票(1)]
★3渋川伴五郎(1922/日)日本最初の映画スター“目玉の松チャン”こと、尾上松之助主演のサイレント時代劇。ほぼ完全な形で残っている数少ない一編。そのスジは、門弟の讒言から家を勘当された柔道場の跡取り息子(尾上松之助)が、その後紆余曲折を経るうち父親が門弟に闇討ちされたことを知り、敵を求めてついにその仇を討つ、というもの。フィルムを染色して場面ごとの雰囲気に合わせて色分けしたり、化け蜘蛛退治の場面に逆回しやコマ落しといった素朴な技法による特殊効果を施したりと、映画がまだ「活動写真」だった時代の片鱗を見て取ることができる。ビデオ版の活弁は澤登翠。〈63分〉tredair[投票(1)]
★3あふれる熱い涙(1991/日)日比混血の私生児として生まれたフィリピン女性(ルビー・モレノ)。親の命ずるままに東北の農家に嫁いできた彼女だったが、農家の単調な労働生活に嫌気を差し、ある日突然姿を晦ましてしまう。そして、東京。帰国の為の旅費を稼ぐ生活を始めた彼女は、やがて変わった兄妹(佐野史郎戸川純)と知り合うことになる。一方その頃、日本人の夫は失踪した妻の行方を追い始めていた。〈104分〉tredair[投票(1)]
★3ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT(2001/日)宇宙飛行士を夢見、ウルトラマンの実在を信じている小学五年生の少年・春野ムサシ(東海孝之助)。彼は嵐の夜に一人きりで野営し朝を迎えた公園の森の中で、横たわるウルトラマンを発見する。ウルトラマンは地球へ向かうバルタン星人を阻止せんと宇宙空間で凄絶な戦いを繰り広げ、その末に地上に墜落していたのだ。ムサシの努力でエネルギーを回復したウルトラマンは「ウルトラマンコスモス」と名乗り、「真の勇者」という言葉と不思議な輝石を残し飛び去る。遭遇を吹聴してまわるムサシ。だが誰も取り合ってくれない中、SRCという民間の科学調査サークルが彼の前に現われる。彼らは嵐の夜に宇宙空間で交錯する会話の様な宇宙信号を傍受し、その調査を開始していたのだ。…本編は同名テレビシリーズの序章にあたり、テレビシリーズは成長しSRCに入隊した数年後のムサシ青年の物語となっている。〈90分〉sawa:38[投票(1)]
★2ムルデカ17805(2001/日)オランダ・イギリス連合軍が駆逐され、日本軍統治下にあった昭和17年のインドネシア。若き士官島崎中尉(山田純大)は、インドネシアの青年たちに自身の力で独立を勝ち取ることを教える「青年道場」を創設。この学校で次第にインドネシアの次代を担うべきリーダーたちが育成され、昭和18年には義勇軍「ペタ」の結成を見るに至る。だが昭和20年、日本は敗戦。敗走する日本軍に代わりオランダ軍が戻ってくると、インドネシアでは独立への気運が高まりついに戦争が勃発する。その頃島崎は戦犯としてオランダ軍に捕らえられていたが、独立軍によって救出され、インドネシアの独立を見るまで彼らと共に戦うことを決意する。ちなみに、「ムルデカ」とはインドネシア語で「独立」の意、「17805」とは独立宣言文に書き入れられた日本の皇紀「2605年(西暦1945年)8月17日」の年号のこと(西暦の45年ではなく、皇紀の05年が書き入れられた)。〈122分〉 sawa:38[投票(1)]
★3イゴールの約束(1996/仏=ベルギー=ルクセンブルク=チュニジア)15歳の少年イゴール(ジェレミー・レニエ)は、外国人不法就労者の売買を営んでいる父(オリビエ・グルメ)を手伝いながら自動車修理工場で働く毎日を送っていた。そんなある日、父が斡旋した黒人労働者アミドゥが現場で事故にあい重傷を負ってしまう。不法就労斡旋の発覚を恐れた父はアミドゥを放置、その為に彼はイゴールに妻子を託して死んでしまう。だが遺体の隠蔽に手を貸してしまったイゴールは、アミドゥの妻アシタに真実を告げることができず、約束を果たせないことに苦悩することになる。(1996年カンヌ国際映画祭国際芸術映画評論連盟賞、1997年LA批評家協会賞 外国映画賞)〈93分〉uyo[投票(1)]
★4赤い砂漠(1964/仏=伊)高度成長時代のイタリア、殺伐とした風景が広がる工業地帯。工場技師の夫と幼い息子と三人で暮らすジュリアナ(モニカ・ビッティ)は、自動車事故で受けた精神的ショックからいまだ立ち直ることができずノイローゼ状態、その言動にはどこか狂ったところがある。知り合った夫の同僚コラドや彼女を気遣う友人達に誘われて港のコテージで小さなパーティに興じてみたりするものの、不安はしつこく彼女を虫食み晴れることがない。愛すべき幼い息子の存在も、彼女を不安から解放してはくれない。夫が出張するに及び、彼女は不安のあまりコラドとの不倫に走るが・・・。「アントニオーニ初のカラー映画であり、深度の浅い映像で色彩の実験を試みた作品」だという。(1964年ベルリン国際映画祭金獅子賞、1964年国際映画批評家連盟賞)〈115分〉にくじゃが[投票(1)]