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[あらすじ] 血の婚礼(1973/仏)

リュシエンヌとピエールは情熱的な不倫関係を楽しんでいた。リュシエンヌの夫ポールは辣腕の市長として知られていたが家庭では耐え難い俗物。ピエールの細君クロチルドは生来恨み言の多い女性で寝たきりの生活を何年も続けていた。ピエールはポールの計らいで副市長まで昇任したため頭が上がらない。ある日、クロチルドが急死する。たちまち自殺説が広まるが、ピエールは真相を明かさない。その頃政治的な裏取引を画策していたポールはピエールの協力を求める。偶然、妻と部下の関係を突き止めたポールは、当初の懐柔策から脅迫へと手段を切り替える。しかし、それはドミノ式に崩れてゆく転落のドラマの最初の一石に過ぎなかった。
(★5 袋のうさぎ)

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