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[あらすじ] ラストデイズ(2005/米)

マイケル・ピット演じる「ブレイク」は,バンドのヴォーカリスト。彼は,心ここにあらずといった状態で日常生活を送っている。起きる。食事する。友達に会う。ギターを弾く。歌う。ステージに立つ。そしてドラッグ・・・。あまりに現実的なシーンの連続が,この映画を紡いでゆく。この現実に出口はあるのか?
teobit

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







この映画のモチーフとされたのは,「Nirvana(ニルヴァーナ)」のボーカリスト「カート・コバーン」。

「ニルヴァーナ」は,1990年代に世界を席巻したアメリカのグランジバンド。 ボーカリストの「カート・コバーン」は,今では伝説的人物となっている。

あくまでモチーフであって,「カート・コバーン」そのものを描いた訳ではないのだろう。だが,「カート・コバーン」を知る者であれば,彼を思い出さずにはおられない。この映画の中では,彼が抱えた苦悩が,静かに,そして極めて客観的に描かれる。

(評価:★1)

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