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[あらすじ] 兄いもうと(1936/日)

日盛りの多摩川で護岸工事に汗を流す人足達。しかし親方の赤座(小杉義男)は何やら機嫌が悪い。娘のもん(竹久千恵子)が奉公先から身重で戻ってきているのだ。しかも相手の男は行方も知れないという。そのもんが家でうたた寝をしていると兄の伊之(丸山定夫)が帰ってくる。彼は母(英百合子)や下の妹のさん(堀越節子)の止めるのもきかず、これでもかと冷酷な言葉を浴びせ妹を泣かせるのだった…。やがて季節が一巡りした頃、小畑という若い男が訪ねてくる。赤座の応対は意外にも穏やかなものだったが、伊之は目の色を変える…。田園を舞台に描かれる兄妹愛と幻滅。戦後、二度にわたってリメイクされた佳品。[白黒60分]
(★4 )

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