コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 不毛地帯(1976/日)

大本営参謀をつとめた陸軍中佐・壱岐仲代達矢は、終戦直前に関東軍に派遣されたことから、ソ連に抑留され11年に及ぶシベリアでの抑留生活を送る。ようやく日本に帰国できた壱岐は、2年間の浪人生活を経て、近畿商事に入社する。壱岐は大門社長山形勲に目をかけられる。近畿商事は一兆円を越すといわれる二次防主力戦闘機選定にかかわってラッキード社製戦闘機を売り込むが、ライバルの東京商事はグラント社を推していた。壱岐はその抑留生活から、二度と自衛隊にはかかわるまいと心に期していたが、アメリカ出張の際にかつての無二の戦友・川又丹波哲郎空将補と出会い、彼が主力戦闘機選定にかかわっていることを知り、巨額の利権も絡む、熾烈な商戦に乗り出していく。原作は山崎豊子の同名小説で、その主人公・壱岐は、80年代に中曽根首相のブレーンと言われ、伊藤忠商事の会長にまで登りつめた瀬島龍三氏とされている。
(★4 シーチキン)

投票

このあらすじを気に入った人達 (2 人)uyo 町田

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。