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[あらすじ] 赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019/ポーランド=英=ウクライナ)

1933年、フリーの記者として世界恐慌の最中、唯一、経済的な発展を遂げるソ連を取材し、ウクライナ地方でスターリンによる強権的な穀物収奪のため数百万人が犠牲となった人為的な飢饉(ホロドモール)が起こされたと告発したガレス・ジョーンズの実話を映画化。フリー記者となったジョーンズジェームズ・ノートンは、経済発展を遂げるソ連の秘密を明らかにするため取材に入り、当局の監視をかいくぐってウクライナ地方へ潜入、そこで地獄のような実態を目撃するが…(118分)
シーチキン

1932年から33年に起きたウクライナ地方での大飢饉については、ウィキペディアの「ホロドモール」の項を参照されたい。大飢饉が起きて数百万単位の犠牲者が出た事実について、スターリンによるウクライナ地方への大虐殺という批判がある一方で、スターリンの失政ではあるがロシア人にも多大な犠牲が出ており、人為的な大虐殺とは言えない、などの議論がされている。ただ、ソ連政府がこの飢饉の事実を公式に認めるようになったのは1980年代に入ってからのようである。

(評価:★3)

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