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[あらすじ] ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018/フィンランド)

フィンランドで画商を営むオラヴィヘイッキ・ノウシアイネンは高齢で店を畳む事も考えつつ「最後に名画にかかわりたい」と願っていた。あるオークションの下見で画家のサインがなく作者不明で「男の肖像画」とだけ題された絵画を見かけ、そのタッチから名画に違いないと直感する。その頃、疎遠だった娘レアピルヨ・ロンカから窃盗の補導歴のある息子オットーアモス・ブロテルスを「職場体験授業」で預かってほしいと頼まれ、一度はすげなく断るが仕方なく引き受ける。そして謎めいた「名画」の由来と作者を調べるために孫に手伝わせ、落札するための資金繰りに奔走する中で、娘と孫の暮らしを知っていくのだが…(95分)
シーチキン

フィンランド語の原題「TUNTEMATON MESTARI」は直訳すれば、未知の名匠、不明の名画家、の意味らしい。

劇中でオラヴィが肖像画の画家として推測する「イリヤ・レーピン」は、宣伝チラシによると、1844生-1930没で、19世紀のロシア激動期に、トルストイやドストエフスキー、チャイコフスキーなどと並んで、近代ロシア芸術を牽引した国宝級と称される画家の一人で、ロシア写実主義の旗手として活躍した、とのこと。

(評価:★4)

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