| ★3 | 幸せへのキセキ(2011/米) | 愛妻を亡くし悲しみに暮れるベンジャミン（マット・デイモン）は、妻との想い出が溢れる街での暮らしに耐えきれず、思春期の息子ディラン（コリン・フォード）と幼い娘ロージー（マギー・エリザベス・ジョーンズ）と共に、新居を購入し移り住むことを決意する。郊外に気に入った家を見つけるが、それはワケアリ物件、閉園中の動物園付きの家だった。閉園後も残って動物たちの世話を続けていたケリー（スカーレット・ヨハンソン）ら飼育員たちの懸念を余所に、ベンジャミンは園の再オープンに熱心に取り組むが、思った以上に苦労は続き、やがて資金も底を尽く。／124分 | [投票] |
| ★3 | 板尾創路の脱獄王(2009/日) | 時代は昭和初期、胸に逆さ富士の刺青を持つ囚人・鈴木雅之（板尾創路）は、看守たちの厳しい監視を易々と潜り抜け、脱獄を繰り返す。ところがその鮮やかな脱獄術と裏腹に、逃走経路は単純、刑務所近くの線路沿いに必ず姿を現し簡単に身柄を捉えられ、刑務所に送り返されてしまう。看守長の金村（國村隼）は、そんな鈴木の不可思議な行状に関心を抱いてゆく。／94分 | [投票] |
| ★3 | 黒部の太陽(1968/日) | 昭和31年、関西電力は社運をかけて、富山県黒部川上流に黒部川第四発電所、通称・黒四ダムの建設を決定し、現場責任者には北川（三船敏郎）が任命される。世紀の大工事においても最大の難所となる、長野県大町市からの資材運搬用トンネルの掘削は熊谷組が担当することとなった。トンネル工事の実作業を担うのは熊谷組下請けの岩岡源三（辰巳柳太郎）率いる班。源三の息子・岩岡（石原裕次郎）は強権的で前時代的な父のやり方に強く反発しながらも次第にトンネル工事に加わっていく。当初順調に進んでいた工事だったが、掘削ルートはやがて破砕帯にぶつかり大苦戦を強いられ、次々と犠牲者を生むこととなる。 [more] | [投票] |
| ★3 | ウィンターズ・ボーン(2010/米) | 人里離れた山中にある貧しい集落に暮らすリー（ジェニファー・ローレンス）は、幼い弟妹と精神を病んだ母親を抱え、一家を支えながら懸命に日々を暮らしている。ドラッグに関わり逮捕された父親が、一家の暮らす家を保釈金の担保に入れたまま行方知らずになり、このままでは家を手離さねばならなくなる。リーは父親を探すため、同じ集落に住む親族や知人を訪ね歩くが、冷たい態度をとられるばかりか、これ以上父親を捜すと無事では済まないなどと恫喝さえされるのであった。／100分 | [投票] |
| ★3 | フード・インク(2008/米) | 徹底した効率化により生産性を向上させた農業システムはもはや”工業”と呼ぶに相応しい。大企業との契約に縛られた畜産農家では通常の倍近いスピードで育つ鶏が養鶏場にすし詰めになり、安価なとうもろこし飼料が与えられることにより本来草しか消化できない肉牛の胃では異変が生じる…。一握りの多国籍大企業が生産から流通までの”フード・システム”を牛耳る、米国の農業・食品産業の実態に迫るドキュメンタリー。／94分 | [投票] |
| ★3 | クレイジー・ハート(2009/米) | かつて一世を風靡したカントリー歌手バッド・ブレイク（ジェフ・ブリッジズ）は、スターの座を弟分であるトミー・スウィート（コリン・ファレル）に取って代わられ、今では酒に溺れながら自ら愛車を運転して長距離を移動し、場末のボーリング場や酒場でのミニライブに出演する冴えない音楽生活を送っている。ニューメキシコ州のサンタフェを訪れたバッドは、地元紙の音楽記者で、４歳の男の子を抱えるシングルマザーであるジーン（マギー・ギレンホール）の取材を受けることになる。／111分 [more] | [投票] |
| ★3 | Ｌ．Ａ．ストーリー 恋が降る街(1992/米) | テレビの人気お天気キャスター・ハリス（スティーヴ・マーティン）は、恋人とともに参加した友人たちとのランチ・パーティで、ロンドンからＬＡに到着したばかりのジャーナリスト・サラ（ヴィクトリア・テナント）に出逢い、後日、サラから取材の依頼を受ける。恋人や友人たちとは異なる素朴な魅力をもったサラに次第に惹かれていくハリス。その一方で、衣料店の若い店員・サンディ（サラ・ジェシカ・パーカー）と仲良くなったりもする。そんなある日、ハイウェイで車が故障し、路肩に停車したところ、目の前に立っている電光標示板がハリスに対してメッセージを発し始めるのだった。／95分 | [投票] |
| ★3 | 抱擁(2002/米) | 大英博物館で19世紀の詩人ランドルフ・Ｈ・アッシュの研究に打ち込んでいる米国人ローランド（アーロン・エッカート）は、ある日図書館でアッシュの蔵書の中に直筆の手紙が挟まれているのを発見する。その手紙が同時代の女流詩人クリスタベル・ラモットに宛てた禁断のラブレターであることを確信した彼は、ラモット研究者のモード（グウィネス・パルトロウ）に協力を求める。アッシュとラモットの足取りを追って各地を巡るローランドとモード。やがて二人の間にも特別な感情が芽生えていく。／102分 | [投票] |
| ★3 | ウンベルト・Ｄ(1952/伊) | 一人暮らしの老人ウンベルト（カルロ・バティスティ）は僅かな年金で生計を立てているが、長年住み続けている下宿代の支払もままならず、女家主（リナ・ジェンナーリ）からは立ち退きを迫られている。孤独な彼が心を通わすことができるのは、愛犬フライクと、家主が雇っている下女マリア（マリア・ピア・カジリオ）だけ。扁桃腺を痛めたウンベルトは慈善病院に入院するが、下宿に戻ってみると部屋は女家主が無断で改装中、マリアに預けていたはずのフライクも姿を消していた。／87分 | [投票] |
| ★3 | ベニスで恋して(2000/スイス＝伊) | 家族旅行中、サービスエリアでバスに乗り遅れ、置き去りにされてしまった主婦ロザルバ（リーチャ・マリェッタ）は、自分がいないことに気づいてもくれなかった冷たい夫や息子たちへの腹いせもあり、ヒッチハイクで一人旅を始める。やがて辿り着いたのはヴェネツィア。最初は一日だけの冒険のつもりだったが、親切で魅力的な人々との出会いを重ねていくうちに･･･。／123分 | [投票] |
| ★3 | 皇帝ペンギン(2005/仏) | 南極の各地から”聖地”を目指し行進する皇帝ペンギンたち。集まった彼らは雄と雌のペアを作り、”愛のダンス”を踊る。過酷な自然環境の中、愛の結晶として産み落とした卵を必死で守る母ペンギン。やがて彼女らは、父ペンギンに卵を預け、生まれ来る子供たちのために餌を求めるべく長い長い旅へと出発する。動物学の研究者でもあるリュック・ジャケ監督が、南極で8800時間かけ記録したドキュメンタリー。／86分 | [投票] |
| ★3 | 女体(1969/日) | ミチ（浅丘ルリ子）という女が大学の理事長を訪ねてくる。理事長の息子にレイプされたというのだ。対応をしたのは理事長の秘書であり娘婿でもある石堂（岡田英次）。200万円の示談金を支払い、ことは済んだと思われたが、ミチは何故か石堂を誘惑し始めるのであった。／95分 | [投票] |
| ★3 | 愛に気づけば・・・(1994/米) | ブルックリンに住むＯＬアンジー（ジーナ・デイビス）は、高校の頃から付き合っている恋人ヴィニー（ジェームズ・ガンドルフィーニ）との間に子供を身籠る。大喜びのヴィニーは早速プロポーズ。ところが、実の母親に捨てられた経験による傷心を持つアンジーは結婚に不安を感じるようになるのだった。そんな時、ふと訪れた美術館で、ノエル（スティーブン・レイ）という男に声をかけられた彼女は･･･。 | [投票] |
| ★3 | 和製喧嘩友達(1929/日) | トラック運転手の留吉（渡辺篤）と相棒の芳造（吉谷久雄）は仲良く共同生活していた。ある日道で行き倒れていた娘（浪花友子）を助けた二人は、家に連れ帰って面倒を見ることに。やがて、彼女を巡って二人は喧嘩を始める。／家庭用に販売されていた短縮版（16分）の9.5ミリフィルムが1997年に発見された。本来は77分の作品だそうです。 | [投票] |
| ★3 | キートンのハード・ラック(1921/米) | 文無しのバスター。人生に絶望して死のうとするが、どうもうまくいかない。ひょんなことから博物館に雇われて狩りに参加することに･･･。／25分・サイレント | [投票] |
| ★3 | ゴルフ狂の夢(1920/米) | ゴルフを楽しむバスター。跳ね返ってきたボールが頭に当たって失神。やって来たのは脱走囚１３号。気絶してる隙に服を取り替えられてしまって…／25分・サイレント | [投票] |
| ★3 | 素晴らしき休日(1938/米) | ジョニー（ケイリー・グラント）は、早くに両親を亡くし、年少の頃から働き詰めだった。努力して身を立て、好青年となった彼は、生まれて初めてともいえる休暇中に運命の女性ジュリアと出会い、結婚を即断する。教えられたジュリアの住所を訪ねてみると、そこはエレベーター付きの広大なお屋敷。なんと、ジュリアは大資産家シートン家の次女だったのだ。／95分 | [投票] |
| ★3 | リリイ・シュシュのすべて(2001/日) | 蓮見雄一（市原隼人）と星野修介（忍成修吾）は親友だった。バラ色だった13歳、夏休み明けのある日を境にすべてが変わる。14歳になった今、奴隷のような日々を過ごす雄一にとって唯一の心の拠り所は、カリスマ的歌姫「リリィ・シュシュ」。ネット上のファンサイトでの語らいだけが安らぎの場になっていた。／146分 | [投票] |
| ★3 | レイジング・ブル(1980/米) | '40〜'50年代を中心に活躍した実在のボクサー、ジェイク・ラモッタの半生を描いた作品。”ブロンクスのレイジング・ブル（怒れる雄牛）”の異名を持つミドル級ファイター、ジェイク（ロバート・デ・ニーロ）は、権力におもねることを嫌い、実弟のジョーイ（ジョー・ペシ）との二人三脚で拳闘の世界に挑み続けている。ジェイクの夫婦生活は荒みきり、彼は街で見かけた美少女ビッキー（キャシー・モリアーティ）に惹かれていく。/128分 | [投票] |
| ★3 | ノスタルジア(1983/伊) | 通訳のエウジェニア（ドミツィアナ・ジョルダーノ）を伴い、霧深いイタリア中部を旅する詩人アンドレイ（オレグ・ヤンコフスキー）。彼は、18世紀ロシアの音楽家サスノフスキーの足跡を追うことを目的にモスクワからやってきた。旅の終わりに訪れた温泉町で、人々から変人扱いされているドメニコ（エルランド・ヨセフソン）という人物に出会い、アンドレイは興味を抱く。／126分 | [投票] |
