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[あらすじ] スパニッシュ・プリズナー(1997/米)

市場を支配出来るというデータ管理‘プロセス’を発明したビジネスマンのジョー・ロス(キャンベル・スコット)は社長(ベン・ギャザラ)、新人秘書スーザン(レベッカ・ピジョン)等とカリブ海のリゾート地にやって来た。投資家たちに、その発明を説明する為だ。説明会の後ジョーは自分への報酬を社長に直談判するが、はぐらかされる。浜へ、スーザンと共に出たジョーは、彼女に写真を撮られるが、後ろには水上機から降りて来た中年カップルが映っていた。とそのカップルの男が近づいて来て言った、「そのカメラを渡せ。1000$出そう」(まだまだ続きます)
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その高飛車な態度に、腹を立てたジョーは断った。その夜ビーチのあるレストランで、スーザンが「友だちになったの」と言って、女性を紹介する。「仕事ですか」「FBIよ」と言って彼女は立ち去る。―まさかね。

そしてあの男にまた会う。男が言う「昼間はすまなかった。私はジミーだ。同伴の女性は友人の妻なんだ。それでマズいと思って、カメラを・・・。お詫びに1杯おごるよ」。酒を交わしながら、ジミーが言う「そうだ。帰ったら、3人でテニスをしよう。妹がいるんだが、テニスが大好きでね、オリンピックの候補にもなった位なんだ」。

翌日、ニューヨークに帰る日突然ジミーがホテルに来る。「妹のダシルバ夫人に渡して欲しい」と包みを渡される。機中、スーザン「人って分からない者ね。昨夜の女の人、本物のFBIなのよ」と名刺を見せる。「それと貴方が話していた人、水上機の前に居た人、謎めいていたわね」。「水上機から降りて来た人だろう」「えっ、前に居ただけでしょう?」。

客室乗務員が手荷物申告書を配って来る。スーザン「本人が知らぬ間に、麻薬を運ばされる事もあるんだって」。ジョーはあの包みを見つめた。トイレに駆け込む。中にはボロボロの本と手紙‘この人は信頼できる人です。3人でテニスをしましょう’と書かれていた。

二転三転四転と深まる謎、疑惑。真実はどこにある?最後の最後迄、どんでん返しが待っている、110分。

原題「スペインの囚われ人」は古典的な詐欺話の事:自称亡命貴族の男が語る、「国に財産と妹を置いてきた」。美しい妹の肖像を見せ、「救出資金を出して欲しい。成功したら、財産と妹は君のものだ」。

(評価:★4)

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