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[あらすじ] 推手(1991/台湾)

アメリカの普通の家。しかし居間では中国人の老人が太極拳の練習をし、向こうでは米人の女がパソコンを叩いている。二人は互いが気になる様子だが会話は全くない。老人:朱は、米で帰化したIT技術者の息子アレックスを頼って1か月前に米国に来た。息子の嫁マーサは小説家の卵だが、舅が気になって筆が進まない。言葉が違う、食べ物が違う、習慣が違う・・・2人の間に入ってアレックスは悩むばかり。1人息子ジェレミーは中国人学校に通っており、その学校で朱は太極拳を教えている。ある日、学校で朱は料理部を教えている陳夫人と知り合いになる。彼女も娘を頼って中国から来たのだ。同じ境遇の夫人を憎からず思う朱ではあったが・・・。
KEI

アン・リー監督のデビュー作。いわゆる「父親3部作」の第1作目。ウェディング・バンケット('93) 恋人たちの食卓('94)と続くが物語は全く別のもの。

主演ラン・シャンは当時60歳で70歳の朱氏を演じた。子役ジェレミー、ハーン・リーは監督の実長男。また、監督自身も太極拳をよくするとのこと。105分。

(評価:★4)

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