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[あらすじ] 越境者(1950/伊)

シチリア島の鉱山が閉鎖になった。失業した村の人々の前に男が現われる。斡旋屋だ―‘仏は今人手不足だ。工場の簡単な作業で、衣食住も間違いなし’と甘い言葉を皆に投げかける。20人程が決心した。家財を売って金を作った。1人2万リラ。リーダー格で3人の子供持ちのサロ、許婚者がいるルカ、ギター上手のモンミーナ、老いた税理士、村八分の女バルバラ(札つき男ヴァンニの情婦)等々。バスでメッサナへ、船に乗り列車に乗り換え、ナポリへ。ナポリ駅で斡旋屋はこっそりと逃げ出そうとする。(もう少し続きます)
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が、それに気付いたヴァンニに取り押さえられる。ヴァンニは、次のローマ駅であいつらを置いて、俺とバルバラだけを仏へ逃がせと詰め寄る。が、ローマ駅に着いた時、斡旋屋は裏切る。

・・・色んな出来事が有り、色んな運命が各々を襲う。何人が念願の仏へ行きつけるのか?それとも・・・、105分。

ベルリン映画祭銀熊賞、ヴェネチア映画祭セルズニック賞受賞。カンヌ映画祭作品賞ノミネート。フェリーニが原案、脚本に参加している。

(評価:★5)

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