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[あらすじ] 真珠(1947/メキシコ)

メキシコ。漁師のキーノ(ペドロ・アルメンダリス)は妻フアナ(マリア・エレナ・マルケス)とファニートという赤ン坊と貧しいながら、慎ましく暮らしていた。海が時化(しけ)のある日、ファニートがサソリに嚙まれ、フアナが毒を吸い出したが泣き止まず、医者(白人)に駆け込んだ。が医者は「先住民は獣だ。俺は獣医じゃない。」と居留守を使い、診てもらえなかった。明くる日ファニートは落ち着きを取り戻し海も穏やかになり、夫婦はファニートを隣人に預けて、漁に出る。フアナが小舟の船上に居り、キーノが素潜りでカキ、真珠等を採るのだ。海中でフトしたはずみで・・・、(もう少し続きます)
KEI

・・・キーノはナイフを落としてしまう。ナイフを追いかけ海底へ深く潜って行った向こうに、彼は実に大きな真珠を持った貝を発見する・・・。その真珠を持ち帰り、村で皆から大金持ち、大金持ちと言われ、キーノもいろんな夢を描くようになるが、真珠を狙う輩が現われる・・・85分。

・ゴールデングローブ賞(49年) 最優秀撮影賞 

・アリエル賞[メキシコ国内の映画祭賞](48) 作品賞他多数受賞 

・ベネティア映画祭(47) 国際賞(今の銀獅子賞)、 国際撮影賞 

・日本で初めて公開されたメキシコ映画 [49年キネ旬23位]

・米国立フィルム登録簿に2002年登録された。

(評価:★4)

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