[あらすじ] ひばりのおしゃれ狂女(1961/日)
老中首座に就いた松平定信(徳大寺)は贅沢禁止令を出し、江戸の引き締めを図った。が、それに従わぬ者が2人。1人は将軍の父一橋家の隠居(北)と町中のおしゃれ狂女(ひばり)だった。狂女ながらその美しさにまいった女好きの隠居は家来戸山(吉田)に、屋敷につれて来いと命じる。その狂女お美津は、オランダの貿易物を扱う近江屋五兵衛の娘で、父五兵衛は倹約令で売り上げが激減、大川に身を投げ自殺した。又その兄はバクチに入れ込み、勘当になっていた。今その兄伊之吉(高田)が帰って来た。(もう少し続きます)
お美津は兄に狂女のフリをしていたのは、父の不審自殺を明らかにする為と打ち明ける。執拗な隠居のこともあり、お美津と伊之吉は幼馴染のお紀代(青山)―兄は中屋吉三郎(菅)という商屋―の家に身を寄せる。一方お忍びの町中で、狂女と隠居を目の当たりにした定信は腹心の部下諏訪部(水島)に力になってやれと云う。
時にご禁制の輸入物が横行し、頭を痛めた定信は町方に探索を命じる。やがて浮かび上がって来たのは、一橋家の客分となっている直参6千石の田沼(安井)の影だったが・・・。その裏にもう1つ闇があった。83分。
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