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[あらすじ] 青い戦慄(1946/米)

3人の戦友が、退役して帰って来る。ジョニー(A・ラッド)とバズ(W・ベンディックス)とジョージだ。バズは爆弾の破片が頭に残っており、時々現実がもうろうとする。2人と別れたジョニーは、ホテルのバンガローに住む妻ヘレン(D・ダウリング)を訪ねる。部屋は、どんちゃんパーティの真っ最中。‘ブルーダリア’(原題)というクラブのオーナー、エディと妻の仲も疑わしい。皆を追い出した時、バズからTELが入る。「ジョージの前の家に住むことにした」という―メモを取る。2人きりになったジョニーは妻の酒浸りを咎め、言い争いになる。ノックの音。ホテル付の探偵だった。「大声が聞こえたけどー」「何もないよ」。窓が開いていたのだ・・・。(まだ々続きます)
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更に1人息子の病死を問い詰めると、実はヘレンの酔っ払い運転での事故死だった。しかし反省なく居直る彼女に、ジョニーは怒って銃を向ける。が、殺す価値もないと銃を捨て、荷物をまとめ、雨の中を出て行く。

電話の横のメモから、何気なくTELするヘレン。バズが出る。「・・・実は夫とケンカして、彼は出て行ったの」早のみ込みしたバズは「大丈夫。こっちに来るだろうから、一緒に連れて帰りますよ」と安易に言う。ジョージに話すると「彼のことだから、こっちには来ないだろう」。しまった、と思ったバズは訂正しようと、ホテルに行く。

クラブに帰って来たエディに、支配人が言う「奥さんが来ていたが、今帰った。本当にいい人だ。ヘレンとは別れた方がいいと思う」。その奥さんジョイス(V・レイク)は、帰る道すがら、雨の中を歩いていたジョニーを車に乗せる。「いつもはこんな事はしないのよ」。

一方エディにヘレンからTEL。やはり酔っ払っている。エディもいい機会だと別れ話を持ち出す。「一晩に2人の男と別れるつもりはないわ」「分かった。そっちへ行く」。そして雨の中、バンガローの裏口からエディが入る。しばらくして、出て行く。それを見ている例の探偵。バズがずぶ濡れで帰って来る―頭が痛くて、何も覚えていない、と言う。翌朝、射殺されたヘレンの死体が発見される・・・。96分。アカデミー脚本賞ノミネートされる。

(評価:★3)

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